地元志向と中野土建との縁
まず、これまでのキャリアについて教えてください。
Cさん中野西高校の普通科を卒業後、信州大学工学部の土木工学科へ進み、今の中野土建に就職しました。
就職先を考えるにあたって、「地元で働く」ということが最優先でした。大学時代は公務員も志望していたのですが、中学生のときに職場体験として中野土建を訪問したことがあって、そのときのご縁が最終的な決め手になりました。
数ある選択肢の中で、中野土建を選んだ最大の理由は何でしたか。
Cさん地元で就職を考えている中で、歴史と実績のある中野土建に魅力を感じました。
中学時代に体験した職場の記憶も心の中に残っていて、「戻ってきたい」という気持ちが自然と芽生えていたのだと思います。
DX・ICT担当として、3次元の世界へ
現在はどのような仕事を担当されていますか。
Cさん今はDX・ICT担当として、3次元設計データ関係のデータ作成と、3次元の測量をメインで担当しています。
入社当初は施工管理の業務内容を正確に把握できていなかったので、不安もありました。ただ、今の担当業務は自分がやりたいと思っていた分野でもあって、やりがいを感じながら取り組めています。
DX・ICTを、わかりやすく言うとどういうことでしょうか。
Cさんこれまでは2次元の紙図面が中心で、現場の管理もポイント・ポイントの「点」で行っていました。それを3次元で立体的に捉え直して、データも3Dで作り、「面」として全体的に管理できるようにしていくのがICTの考え方です。
現場を立体的におさえることで、より精度の高い施工管理が可能になります。
1日の仕事の流れを教えてください。
Cさん測量がある日は、朝から機械の準備をして現場へ向かい、測量を終えて戻ったらデータ解析を行うという流れです。
測量のない日は、1日中パソコンに向かってデータ解析や図面設計、数量算出などに取り組んでいます。
仕事の難しさと、それでも続ける理由
この仕事で一番大変だと感じるのはどんなところですか。
Cさん3Dデータを作る際、細かいところまで作り込まなければならない場面で頭を悩ませることがあります。基本的には2Dの図面からデータを起こしていくので、「どこがどうつながっていくのか」をイメージするのが難しいんです。
たとえば今担当している道路改良工事では、歩道と道路の取り合い部分、いわゆる「巻き込み」の箇所の高さ処理が特に悩ましいです。実際の現場でそこを作り上げるときは、なめらかに仕上げればよいのですが、それをデータとして表現しようとすると、高さの整合をどうとるかがなかなか難しくて。
それでも仕事を続けてきた理由は何でしょうか。
Cさん仕事をやっていて辞めたいと思ったことはないです。
やはり物が出来上がったときの達成感は、何事にも変えられないものがあります。それが、この仕事を続けてきた一番の理由です。
一度の退職と、中野土建への帰還
一度、中野土建を退職されたと伺いました。その経緯を教えてください。
CさんICT関連の仕事を専門的にできる会社に縁があって、そちらに移りたいという気持ちから、一度退職させていただきました。
その会社でいろいろな経験を積み、やりたかったことはできたのですが、それ以外の部分で思っていたものと違う面もあって。その後、設計コンサルタントの会社にも移り、コンサルの大変さや学びを身につけさせてもらいました。
それでも中野土建に戻ってきた理由は。
Cさん縁があったといいますか。今のICT担当というポジションでやらせてもらえるということで、戻らせていただくことになりました。
いろんな会社で積んできた経験を生かして今の仕事に取り組めていますし、回り道をしたからこそ今があると感じています。
地元で働くことの意味
この仕事を続けていて良かったと思う理由を教えてください。
Cさんものづくりに関われているということが、一番楽しいところです。今はデータづくりがメインですが、そのデータを元に現場が出来上がっていく。公共構造物を作っているので、いろんな方に貢献できているという実感、そして地域の環境が良くなっているなという感覚が、この仕事の大きな魅力です。
中野土建で働く魅力をひと言で表すとしたら。
Cさんやはり、地元に貢献できるところです。
北信地域をメインに仕事をしていますので、普段の生活の中で自分が関わった工事現場を通ることがあります。実際に自分が作ったところを通ったり、使ったりして、「便利になったな」と実感できる瞬間がある。それがこの仕事の、何より大きな喜びです。
職場の雰囲気と、オフの過ごし方
会社の雰囲気はどんな感じですか。
Cさん明るいといいますか、どんよりしているわけでは全然なくて、明るく会話できますし、仕事の合間に私語も挟めますし、楽しく仕事ができる環境だと思います。
ストレスが溜まったときはどう発の発散していますか。
Cさん家族、特にまだ小さい子どもと戯れることが一番の発散になっています。
ただ、家族にも迷惑をかけたくないと思ったときは、車の中で一人で叫んでいることもあります(笑)。運転しながらだったり、駐車場に停めてだったり、誰の迷惑にもならない形で。
休日はどんな過ごし方をしていますか。
Cさん子どもが小さいので、家族で過ごすことがメインです。冬は子どももスキーやスノーボードができるようになってきたので、一緒に山に行くのが最近の楽しみになっています。
急な休日出勤などはありますか。
Cさん今は現場担当を外れているので基本的にはありません。施工管理の立場でも、現場が動かない限りは急に呼び出されることはそうそうなく、台風などの不測の事態が起きない限りは、土日に急に呼ばれるということはないと思います。
中野土建で、一緒に働きましょう
一度退職し、他社での経験を経てもなお、地元・中野土建へ戻ってきたCさん。その選択の根底にあるのは、「地元に貢献したい」という一貫した思いと、ものづくりを通じて地域の日常を支えることへの誇りです。
3次元データという新しい技術を軸にしながら、公共工事の現場を陰で支えるICT担当という仕事は、これからの土木分野でますます重要性を増す領域でもあります。Cさんが積み重ねてきた経験とノウハウは、次の世代へと引き継がれていくことでしょう。
「一言で言っちゃえば、一緒に働きましょう」というCさんの言葉は、飾らない誠実さそのものでした。若い人も多く、明るく働ける環境が整った中野土建で、地元のインフラを支えるものづくりに挑んでみませんか。